特許実務・権利化について

企業間の競争において、新技術の絶えない開発によって競争優位性を獲得することが、大きな意義を持ちます。

革新的な製品や製法を特許で保護し、競合他社から守ってこそ、競争優位性を獲得し、業界の競争状況を変えることができます。

知的財産保護は、この様な競争優位性が、成功を収める製品の盗用や模倣によって弱化することを防ぎます。

新技術の開発によって、競争が増すだけでなく、「新規参入者の脅威」や「代替品の脅威」も発生します。

例えば、より効果的な、あるいはより副作用の少ない新医薬品は、これからも医薬産業界の競争の原動力であり続けるでしょう。これまでと違う医薬品の用法・用量や、より便利な投薬方法の開発も、業界の競争に影響します。

したがって、医薬産業という業界の企業にとって、特許製品の製造に必要な化合物の知的財産保護が重要な場合が多いです。また、特許製品の特定の用法の特許では、ブランド認知度を高め、それを通じて「買い手の交渉力」(需要)に影響を与えることができます。

新技術の開発が競争状況を左右する業界において、特許は競争優位性の獲得・維持に極めて重要です。